査読結果(第3回サーキュラー)

2016年1月22日 公開

査読委員会による要旨の査読結果について

第50回研究大会準備委員会で受付したすべての発表要旨、分科会趣旨説明・要旨について、日本文化人類学会が設置した査読委員会が査読しました。採否結果は以下の通りです。要旨登録者には査読の結果を個別にメール連絡しました。万が一連絡の届いていない方は準備委員会へお問い合わせ下さい。

  • 要旨登録件数:176件
  • 採択件数:170件
  • 不採択件数:6件

上記の査読結果を受けて、第50回研究大会準備委員会は発表プログラムの作成を開始します。

プログラムは、第4回サーキュラーとしてお伝えする予定です。
発表者を含むすべての参加者は、ウェブ上での参加登録手続きと、口座振り込みによる大会参加費の支払が必要です。2016年1月22日(金)から4月22日(金)までのあいだにお済ませください。

☆ 研究大会参加登録と参加費の支払についてのご案内はこちら

開催される分科会

分科会は次の14件が予定されています。
テーマと代表者は次の通りです(登録順) 。

  1. 「贈与論再考:人類社会における贈与・交換・分配・再分配の再検討」(代表者:岸上伸啓)
  2. 「異分野から見た文化人類学:コラボレーションの可能性と問題点」(代表者:島田将喜)
  3. 「黒船としての文化遺産:文化の破壊か創造か」(代表者:飯田卓)
  4. 「福島県の創造的復興開発をめざして:公共人類学の挑戦と課題」(代表者:関谷雄一)
  5. 「有形と無形の人類学:「妖怪的なもの」の概念的把握に向けて」(代表者:廣田龍平)
  6. 「ポストモダン時代における二つの〈自省〉性:越境する人類学徒が越境する人々を調査すること」(代表者:加藤恵津子)
  7. 「脱生業化時代における生業論の再検討にむけて:牧畜および生業間比較を中心として」(代表者:尾崎孝宏)
  8. 「過去に学ぶ/過去を活かす:資源としてのメソアメリカ文明」(代表者:鈴木紀)
  9. 「被災地の民族誌:つながりの解体・再編・生成をめぐって」(代表者:李仁子)
  10. 「東アジアの観光の政治学:台湾、対馬、沖縄を事例に」(代表者:上水流久彦)
  11. 「やりとりの言語人類学」(代表者:梶丸岳)
  12. 「調査者のライフイベントとフィールドワーク人生:挫折せずに経験を活かし続けていくために、ネットワーキングの提案」(代表者:椎野若菜)
  13. 「災害ミュージアムの役割と可能性:記憶の伝承、地域住民との協働から」(代表者:宮脇千絵)
  14. 「思想としての人類学を再考する:マリリン・ストラザーン著『部分的つながり』を介して」(代表者:大杉高司)