『文化人類学』投稿規程

『文化人類学』第30期編集委員会(2023年2月18日理事会承認)


1.投稿資格
2.投稿条件
3.審査
4.投稿区分
5.特集
6.字数制限
7.原稿作成と投稿の方法
8.英文要旨の作成・校閲・提出
9.校正
10.抜き刷り
11.提出先および問い合わせ
12.著作権、その他
付録:投稿区分詳細

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1.投稿資格

 日本文化人類学会員の方は自由に投稿できます。ただし会費滞納の場合、審査および掲載をしないことがあります。

 非学会員との共著による投稿については、学会員が投稿原稿の実質的な主要著者である場合にのみ可能です。また、以下の5で定める特集においては、原則として、特集に関わる原稿(初投稿時)の総頁数(後出の「テンプレート」による換算)の3分の1程度を超えない範囲で非学会員に投稿を依頼することができます。

 なお、以上のほか、編集委員会が文化人類学の多面的発展のために有意義であると判断した場合、非学会員に対して投稿を依頼することもあります。

2.投稿条件

 本誌に投稿する原稿は、原則として、日本語で書かれた未公刊の原稿に限ります。他の媒体において既発表、掲載予定、あるいは審査中のものは二重投稿に該当し、学会員の利益に資するべき十分な理由がない限り、本誌での掲載は認められません。

 また、日本文化人類学会倫理綱領にもとる内容の原稿の掲載は認められません。

 なお、本誌では、投稿前または投稿と並行して、学術的なプレプリントサーバ(JSTプレプリントサーバ Jxiv等)へ著者が同一内容の原稿を投稿することを認めています。この方針は、プレプリント原稿のオリジナルな版にのみ適用されます。本誌の査読による指摘を受けて修正された原稿や本誌に受理・掲載された原稿を、プレプリントサーバに掲載することはできません。プレプリント原稿に基づいた原稿が本誌に掲載された場合、著者はプレプリントのウェブページを更新して、本誌掲載情報へのリンクを含める必要があります。

3.審査

 投稿された原稿を掲載するか否かは、別に定める査読規程に基づいて編集委員会で審査の上決定します。

4.投稿区分

 『文化人類学』は日本文化人類学会において、学会員の日本語による研究活動の中心的媒体として位置づけられる雑誌です。本誌には、原著論文、萌芽論文、展望論文、書評論文、特集序論、レビュー、フォーラムという投稿区分があります。この投稿区分についての詳細な内容説明は本規程の付録として掲げてあります。

5.特集

 学会員からの自発的な投稿に加え、編集委員会は、学会内での学術的議論の活性化のため、特集の枠を設けています。特集を構成する諸原稿の投稿区分は原著論文、萌芽論文、展望論文、書評論文、および特集序論です。特集の原稿については、審査結果に基づき、編集委員会が、個々の原稿および特集全体の掲載可否を判断します。

6.字数制限

 原稿の字数については、原則として、投稿用の「テンプレート」(リンク先ページからダウンロード可能)に即した形で制限を設けます。制限字数(特記しない限り図・注・参照文献等、論文本体の全構成要素を含む)は以下の通りです(カッコ内は400字詰原稿用紙に換算した目安)。

原著論文 表紙+20頁以内(原稿用紙80枚以内に相当、表紙はテンプレートに従う)

萌芽論文 13頁以内(原稿用紙52枚以内に相当)

展望論文 10頁以内(原稿用紙40枚以内に相当)、ただし本カテゴリーでは参照文献は左記の制限字数に含めない

書評論文 6〜8頁(原稿用紙21〜32枚に相当)

特集序論 展望論文に準ずる

レビュー 2〜4頁(原稿用紙5〜16枚に相当)

フォーラム 5頁以内(原稿用紙20枚以内に相当)、ただし著書紹介は2頁以内(原稿用紙8枚以内に相当)

 以上の要件を満たさない場合は原則として原稿を受理できません。

7.原稿作成と投稿の方法

 本規程並びに執筆細則を熟読の上で原稿を作成してください。学会ホームページ上の「投稿に関するよくある質問」にも重要な情報がありますので、ご確認ください。投稿は原則として所定の投稿用テンプレートを学会ホームページからダウンロードし、下記11にある投稿フォームを使って行います(査読後の再投稿、再々投稿の場合も同様です)。ただし特集の場合は編集委員会の指示に従ってください。何らかの特別な事情により他の方法での投稿を希望する場合は、事前に学会事務局に問い合わせてください。

 原稿の提出に際しては、誤字脱字がないか細心の注意をもってチェックするとともに、執筆細則に従っているかどうか、再確認をお願いします。

 なお、著者が編集委員会に向けて投稿の意図や原稿の背景等を説明する必要がある場合、初投稿時にカバーレターを原稿関係のファイルと一緒に送付することができます。それ以外の場合にはカバーレターの送付は不要です。

8.英文要旨の作成・校閲・提出

 英文要旨は投稿時には不要です。原著論文、萌芽論文、展望論文、および特集序論については、掲載決定後、いずれも150語を目安に、迅速に英文要旨を提出していただきますのでそれに向けてご準備ください。なお、英文要旨は英文校閲を行い、投稿者自身が責任を持って本誌に掲載可能な水準を確保することを必須とします。英文要旨が十分な水準に達していない場合、修正されるまで本原稿の掲載が延期されることがあります。

9.校正

 校正は著者校正が基本です。誤りや不統一を含んだまま刊行されることは、著者自身だけでなく、学会誌全体への信頼の低下を招きます。学会員としての責任を自覚しつつ校正に臨んでください。

 なお、初校は誤字脱字等の軽微な修正のみが原則であり、初校での大幅な加筆、修正があった場合、掲載延期ないし取り消しとなることがあります。また、組み替え等による必要経費はご負担いただきます。再校は初校段階の訂正を確認するだけの作業となります。

10.抜き刷り

 抜き刷りは作成しません。なお、PDFファイルは通常、紙媒体での配布後3ヶ月以内にJ-Stageにアップロードされ、学会員専用のアカウントとパスワードを使ってダウンロードできるようになります。

11.提出先および問い合わせ

 投稿原稿(特集を除く)の提出は下記宛にお願いします。

 学会ホームページ投稿フォーム: http://www.jasca.org/form_mailer/jjca_form.html

 投稿などに関する問い合わせは学会事務局にお願いします。

  email:hoya@jasca.org 電話:03-5232-0920 Fax:03-5232-0922

  住所: 〒108-0073 東京都港区三田2-1-1-813 日本文化人類学会気付 『文化人類学』編集委員会

12.著作権、その他

 本誌に掲載する論文等の著作権は、日本文化人類学会が保持いたします。掲載にあたって、各著者は学会への著作権委譲の書面をご提出ください。なお、委譲にあたって著者が保持する権利については、「『文化人類学』掲載論文等利用許諾基準」に定めます。


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