一般公開シンポジウム:「もの」から見る人間の社会と文化―贈りものの人類学―


!!参加対象:高校生・大学生・成人一般、参加無料!!
インターネットや携帯電話で瞬時に情報を入手し、相手と交信できる今日、人と人の心や気持ちをどれほど的確に伝えることができるだろうか。私たちは言葉を交わすだけでなく「もの」を贈り、交換することによって相手との友情を確かめあっている。 世界の民族社会においては、われわれの眼からすると、不思議で非合理的な贈与交換がおこなわれている。 「まごころ」のこもった贈りものは相手をひきつける宝物。贈りものの意味と「魔力」をさぐってみよう。

場所:神戸国際会館8階2,3号会議室

日時:2007年9月29日(土)13:30〜16:30

講演者とタイトル

小林繁樹(国立民族学博物館・文化資源研究センター教授)
「オセアニアの人間関係をつむぐ石と貝の宝物」
岸上伸啓(国立民族学博物館・先端人類科学研究部教授)
「北アメリカ北西海岸先住民のポトラッチ」
杉本星子(京都文教大学・人類学部教授)
「インドの結婚と花嫁の豪華な持参財」
司会:須藤健一(神戸大学大学院・国際文化学研究科教授)



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