2016年度「課題研究懇談会」審査結果

2016年3月31日

第26期会長 関根康正
第26期理事会

 課題研究懇談会の新規課題の公募は、2015年11月15日〜2016年1月14日までの2か月にわたって実施された。1件の申請があり、「設置規則」第5条に基づき、理事会から選出された3名が構成する「課題研究懇談会担当委員会」が審査の任にあたった。同委員会は審議の結果、1件を採択すべきことを理事会に提案し、2016年3月21日に開催された理事会において、同委員会提案が承認され、以下の1件の採択が決定した。

申請者(所属・職) 申請課題名 メンバー数(非会員)
大坪玲子(東京大学大学院・学術研究員) 嗜好品の文化人類学 24名(6名)

 以上1件の課題研究懇談会は、2016年度から4年間にわたって活動することになる。なお、学会による予算措置は、1件/1年度あたり10万円である。活動の詳細と成果は、学会HP、学会誌、研究大会などで会員に周知・還元される予定である。理事会として、活発な活動を期待している。

 また、2012年度に設置された課題研究懇談会のうち、下記の2件から活動の継続申請があり、2016年2月14日に開催された理事会にて承認された。継続申請は、4年間の活動終了後1年間とし、継続申請は2回までと定められている。

継続申請者(所属・職) 申請課題名 メンバー数(非会員)
岡田浩樹(神戸大学・教授) 宇宙人類学研究会 23名(6名)
亀井伸孝(愛知県立大学・准教授) 応答の人類学 31名(6名)

 以上2件の課題研究懇談会のうち「宇宙人類学研究会」については予算措置をせず、「応答の人類学」については1年度10万円の予算措置を行うこととする。