会長 渡邊欣雄
第24期理事会
課題研究懇談会の公募は、2011年9月1日から10月31日までの2か月にわたって実施された。全部で5件の申請があった。審査の任にあたったのは、「設置規則」第5条に基づき、理事会から選出された3名が構成する「課題研究懇談会担当委員会」である。同委員会は審議の結果、5件全部を採択すべきことを理事会に提案した。12月17日に開催された理事会において、同委員会提案が承認され、以下の5件の採択が決定した。
申請者(所属・職) | 申請課題名 | メンバー数(非会員) |
---|---|---|
岡田浩樹(神戸大学国際文化学研究科・教授) | 宇宙人類学研究会 | 30(6) |
亀井伸孝(愛知県立大学外国部学部・准教授) | 応答の人類学 | 24(6) |
河合洋尚(国立民族学博物館・機関研究員) | 東アジア公共人類学懇談会 | 32(7) |
佐々木重洋(名古屋大学大学院文学研究科・准教授) | 危機の克服と地域コミュニティ | 21(5) |
林勲男(国立民族学博物館民族社会研究部・准教授) | 災害の人類学:東日本大震災への対応を中心に | 26(5) |
以上5件の課題研究懇談会は、2012年度から4年間にわたって活動することになる。なお、学会による予算措置は、1件/1年度あたり10万円である。活動の詳細と成果は、学会HP、学会誌、研究大会などで会員に周知・還元される予定である。理事会として、活発な活動を期待している。